自宅サーバーのFedora14がそろそろ寿命を迎えるのでFedora15にアップしようとしたところ。
突然、ハードディスクが読めないエラー・・・。
RAID1で組んでいるシステム部が両方とも読めない・・・と、言うことでHDDではなくSATA3のコントローラ側の異常と判断。
で、LiveCDで起動すれば何ら問題なく読める。マザーボードのチップ部をみるとICH10はヒートシンクがあるくせにMarvell製のSATA3チップにはヒートシンクが無い。おそらくはOS更新で連続的に負荷をかけたことにより熱暴走したのであろう。
適当なヒートシンクを瞬間接着剤!をごく微量たらしてくっつけた。
物理的にはこれでよいのだが、OS更新が途中で止まった状態なのでどうなっているかさっぱりわからん。
結局Fedora16をクリーンインストールすることにする。
ついでに安いときに買って積んでおいた3TBx3に換装もしようと。( 2TBx3 -> 3TBx3 )
ハマりそうになったことだけを列記。
・Fedora16のインストーラのバグ。Cannot boot with /boot partition on a software RAID array。
・ do_IRQ: 5.205 No irq handler for vector (irq -1) はインテルのethernetのドライバをインテルから取得してコンパイルすればピタリと止まった。
・仮想マシン。すんなり移行は無理だった。新規でゲストを作り、構成を合わせて既存ハードディスクイメージを使用。
・Fedora14の時は500~だったユーザーIDがFedora16では1000~になった。今後も考えて既存のIDを1000~に変更。(usermod,groupmod)
(バックアップ環境やらVPSのユーザーIDも変える必要があり、結構大変な作業だった。)
・PT2のドライバにパッチをあてる。
・3TB HDDのパーティション。GPTで切るためfdiskが使用できずgdiskにて。
まともな環境構築まで丸2日かかったね。
3TBx3のRAID5でマイグレーションに8時間。3.2Tのデータ移行に?時間。
仮想のゲストOSもテスト環境用も含めると8つぐらいあるからこれも手間だった。
CPU :core i7 980X
Memory:4GBx6=24GB
HDD:2TBx4+3TBx3
来年は1年これで保たせるかな?
3960Xは結局6coreだし。X79はUSB3.0が(ネイティブで)サポートされてないし。
メモリが増やせるだけなら、手間を考えてもまだ移行はできないな。8コアCPUを待つか。